現在、ニチレイグループ様の管理する北海道から沖縄まで全国の低温物流センターに物流管理システムを導入しており、その運用と保守を担当しています。
加えて、物流センターのDX化プロジェクトとして、低温下でも使えるタブレットシステムの開発を行っています。現在も紙の帳票を用いている物流センターが多いことから、タブレットシステムの導入による作業効率化を目指しています。部署としても出張が多く、今週は愛知の物流センターに伺って、開発中のタブレットシステムのテストを実施する予定です。新規開発のシステムなので、現地のお客様から様々なご要望をいただくのですが、そのご要望をどうシステムに反映していくかを調整しています。
他にも保守・運用案件を担当していて1日に30件以上電話を受けることがあり、お客様からのお問い合わせが重なって私が手いっぱいの時には、チームで分担・協力しながら業務を進めています。それでも、私宛に直接ご相談をいただいた際は、頼りにされているんだなと嬉しく思いますし、物流センターでシステムの導入を喜んでくださるお客様の顔を見ると、頑張ってよかったとやりがいを感じています。
入社から半年間の研修を経て現在の部署に配属となりましたが、当初は苦労もありました。想像をはるかに超えて勉強しなくてはいけないことがあり、物流センターの業務やシステムなど、自分なりの復習と整理を繰り返しました。半年ほど経って、徐々に飛び交う用語やお客様の言っていることが分かりはじめ、業務を動かせるようになった時に、自分の成長を実感したことを覚えています。
日頃お客様と接する際には、皆さんがITの知識があるとは限らないので、常にお客様がどの程度のITの知識をお持ちか見極めるようにしています。PC操作について話す際にも分かりやすい言葉を使って、一つひとつ確認しながら解決に向かうよう気をつけています。また、リソースや予算の問題ですべてのご要望に応えられないこともあるのですが、資料にまとめて、「今回はここまで対応して、次回はここまでやりましょう」と優先順位を明確にした上で説明するようにしています。
そうした対応の積み重ねによる「お客様との信頼関係づくり」が、非常に大切だと感じています。関係ができてくると「画面の遷移が重いんじゃない?」など、ポロッと本音をこぼしてくれたりするので、そのような現場の声を大切にして次の改善に活かしていきたいと思います。
配属当時は私が一番若手でしたが、今では後輩が2人入ってくれました。以前から私は定常業務の負担を減らすことを心がけてきたのですが、その後輩を巻き込んで一緒に取り組んでいます。例えば、毎月の電話当番表の作成など定期的に行う事務的な業務をどうしたら自動化できるかなど、まだ途中ではありますが、一歩ずつ進めていきたいです。
今はまだプロジェクトの1メンバーとして、指示に対して対応することが多いので、ゆくゆくはプロジェクトのマネジメントをする立場に挑戦したいです。尊敬する先輩たちがマネジメントをしている姿を見ていてもその大変さが伝わってくるのですが、このプロジェクトを自分が担当したという達成感など、やりがいの部分が非常に大きいと思っています。今後はさらに基本的なマネジメント能力や理論的な知識や経験、実体験に基づいたケーススタディといったものを身につけていくことが必要かなと思っています。
会社の研修制度を利用して、プロジェクトマネジメント関連の講座を受講したり、将来的にはプロジェクトマネジメントの国家資格を目指したいと考えていますが、まずは情報処理安全確保支援士の資格を取りたいと思っています。
オフタイムの過ごし方
今はレザークラフトにはまっていて、バッグやメガネケースを作ったり、ものづくりに没頭する時間が好きです。他にも運動不足解消のためにジムに通っています。会社のスポーツサークルにも所属していて、テニスの後に食事に行ったり、所属部署では旅行の話があったり、業務とは違ったコミュニケーションも楽しんでいます。